2011/09/04
僕のこころは震え、熱情もはねっかえってやしない。
もうまもなく、
9年間つむいできた糸が切れそうになっています。
2011年3月には日本全国に巨大な哀しみが訪れて、
1週間も経たぬうちに32歳の誕生日を迎えた私は、
自分自身がいてもたってもいられなくなっていた。
なんにも変わってなかったこのままを、
結婚しようと思った。
5月、とびっきりの幸せだった。
毎日、感謝と祈りを捧げた。
まわりが喜んで笑顔を与えてくれた。
名字が変わった。家から堂々と出かけた。
したことのなかった出来事が増えていっていた。
いつしか、何を頼りにしていいか
わからなくなっていった。
足らざる部分を、気づかずに見過ごしていた。
守ってくれる人たちに甘えてしまい、
肝心な人たちには思いを告げれず、
怯えながら、我慢して、自分に暗示を掛けた。
痛いくらいに怯えていたけれど、
もはやあの空間にいたら、
感覚がズレこんでいたのは間違いない。
それは強さだと、その時は勘違いしていた。
レイハラカミの訃報を聞いて、
「いつか亡くなると思っていた。
明日、いつ死ぬかなんてわからないから、
いま、いま、いまを生きよう」
と、無理やり前向きにしていた姿が痛かった。
躁がどんどん広がっていっていた。
彼の心のかさは、どれだけのものだったのか、
9年という月日では全く私はわかっちゃいなかった。
本当に、わかっちゃいなかった。
「同情なんてもうしないでね」
と助言されたけれど
こんなに短く喜怒哀楽を味わってしまったから、
この先は、、、と塞ぎ込んで考える私が居ます。
みんなごめんなさい。
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